「わらしべ長者」成り上がり法

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成功法則

Kenです。

 

あなたは「わらしべ長者」という話を御存じですか?

 

ある男が金持ちになりたいと旅に出てお坊さんに

金持ちになる方法を聞いたところ、

「最初に掴んだものを大事にしなさい」と言われました。

 

そして、男は歩いているとつまずいて転んでしまい、

その時地面にあった「わら」をつかみました。

男はお坊さんに言われたことを思い出し、

こんなわらでも、大事にしなければと掴んで離さず、

立ち上がるとわらを持って歩きだしました。

すると、アブが飛んでいたので、

それをわらにくくりつけて男は遊びながら歩いていました。

 

やがて、道の前から母子連れがやってきて、

子どもが男の持つアブ付きのわらをみて、面白がり、欲しがりました。

そこで母親は男に「そのわらを譲ってくれないでしょうか」と頼み、

代わりにミカンを差し上げます、と言いました。

男は喜んでわらを渡し、代わりにミカンを貰いました。

 

また歩いていると、あるおばあさんが苦しそうにしていました。
「どうかしましたか」と声をかけると、

「喉が渇いてしまっていますが、水も飲んでいないのです」ということでした。

男は持っていたミカンを「どうぞ」と差し出すと、

おばあさんはおいしそうにミカンを食べました。

一息つくとおばあさんは、「ありがとうございます。

これはささやかですが御礼です」と言って、

持っていた綺麗な反物(着物用の布)を男にくれました。

男は大喜びで、それを受け取り、また旅を続けました。

 

すると今度は、旅の商人風の人が馬に乗ってやってきました。

男の前を通り過ぎる時、商人は「すみません」と男を呼び止めました。

男はなんだろう、と振り返ると商人はこう言いました。

「私は旅で行商をしている商人ですが、ここで商いも無事終わり、

旅も終えようと思っています。

そこでこの馬を処分したいのですが、かといってその辺に放すわけにもいきません。

よかったら、そのお持ちの綺麗な反物も素晴らしそうですし、

馬と交換してくれませんか」と言うのです。

男は飛び上がって喜び、反物と馬を交換しました。

馬はとても高価なものだからです。

そして男は馬に乗って道を進んでいきます。

すると、大きな屋敷の前を通りかかりました。

屋敷の前に、その主人らしい人が立っています。

男が脇を通り過ぎると、主人は、馬に乗った男に声をかけました。

「立派な馬をお持ちですね。ところで、私はこの広い家と土地を処分して、

どこか別の土地に移りたいのですが、移動するための馬もなく、

この家と土地の引受先もありません。

あなたがもしよければ、この家と土地を管理してもらう代わりに、

自由に住んでもらって結構ですから、

代わりにその馬を貸してくれませんか」と言うではありませんか。

男は即座にその申し出を受け、

馬を貸す代わりに大きな屋敷と土地に住めることになりました。

おしまい。

 

 

こういう話です。

つまり、最初にわらを掴んだのですが、

それが土地付きの屋敷に変わったというお話しです。

男は、お坊さんの指導のとおりに、最初に掴んだものを大事にし、

その場その場で出会う人に対し、

自分の持っているもので相手が欲しがるものを提供しました。

 

その結果、代わりにその時の自分にとって

価値のあるものを受け取ってきたのです。

これは、商売の原理原則を示しています。

 

重要なことは、自分にとってはささいなものでも、

相手にとってはとても価値があるものになることがあるということです。

 

相手が欲しがるものを提供すれば、

思いのほか大きな御礼を貰えることがあるのです。

 

そしてその積み重ねで、どんどん男の持つものは価値が高いもの

になっていきました。

 

お金に換算すると、わらから屋敷というのは大きな価値の増加です。

わらが屋敷になるとは男だってもちろん、誰も思っていなかったでしょう。

だけど、そういうことがあるのです。

これが成功する商売の原則です。

 

いわば成り上がるやり方として、最も効率的なやり方で、再現性もあるものです。

誰もがはじめは些細なものしか持っていないものです。

だけど、それでもそれを求める人は必ずいるわけで、

提供することで、ささやかでもお礼を貰うことができます。

それがお金ですね。

そのお金で価値あるものを自分が手に入れて、

いわば投資すれば、今度はそれを求める人がまた出てきます。

その人がそれを欲しがるのならば、思いのほか、

高い価値で売ることができます。

これが商売の交換であり、お金のやり取りの流れになります。

 

ひるがえって、今もしも、あなたも

「自分は大した知識も、ノウハウも、資金もない」

と思って何もできないと思っていたとしたら、

このわらしべ長者の話を思い出しましょう。

 

わらしかなくても、大きな屋敷と土地を手に入れたこの話を思い出しましょう。

この話はいわばたとえ話ですし、

事実に正確に基づいたものとの確証は確かにありません。

 

ですが、商売とその成功のあり方を上手に表しているのが

「わらしべ長者」の話なのです。

 

僕の無料の情報やフロントエンドのコンテンツで得た知識でもいいです。

それを丸パクリではなくて、自分なりに解釈してアレンジし、

自分の言葉でコンテンツにすれば、

それはあなたの今の最善の商品になります。

 

そしてそれを求める「ちょっと前のあなたのような人」が沢山いるはずです。

そういう人に対し、どんどんあなたの「今持っているもの=わら」

を価値付けして(=アブを付ける、ということ)提供していきましょう。

 

あなたもわらしべ長者のようにいずれ

土地持ちの屋敷の主人、長者(=お金持ちのこと)

になることをお祈りしています。

 

Kenでした。

 

 

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