なぜキャバクラ嬢はお客を虜にできるのか

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ビジネス法則

ビジネスとしてのキャバクラ

 

どうも、Kenです。

今回は、タイトルのとおり、「なぜキャバクラ嬢はお客を虜にできるか」

をテーマにお話ししていきたいと思います。

 

 

あなたが男性なら、キャバクラに行ったことはありますか?

 

 

僕は仲間と飲んでいて、

その慰労会の2次会とかで初めて行ったのです。

 

約20年前位のことですね、初めて行ったのは。

 

まず思った印象が「高い」。

 

値段が、です。

 

 

1時間位(ワンタイム50分とかです)で、5,000円とかして、

時間が遅くなれば、さらに加算されて6,000円とか

7,000円とかになります。

 

 

キャストを指名したとしたらプラスで2,000円とかして、

女の子にお酒を飲ませたらプラス1,000円とかです。

 

1クール居れば余裕で1万円とか飛びます。

 

 

しかもそれが大人数とかで行くので、

ものすごい金額がお店に支払われるわけです。

 

 

このように値段が高いのですが、

どうしてお客は平気でそんなにお金を払ってしまうのか?

 

 

それはキャバクラという空間の「非日常性」にあると思っています。

 

 

ディズニーとかと通じるものがあると思います。

 

 

その非日常空間を楽しむには、お金を惜しまない、

 

 

お金を使うこと、課金することが苦にならない。

 

 

むしをお金を使うことが快感ですらある。

 

 

そういった空間を演出しているからこそだと思います。

 

 

ではそういう空間を演出する方法はどういったものなのでしょうか。

 

 

それはキャスト、(この表現もディズニーと同じですね)のお客に対する

接し方、楽しませ方にあると思います。

 

 

女の子、つまりキャストは、基本、1対1でお客に付きます。

キャバクラの最大の特徴でしょう。

 

 

そうして相対したお客に対して、

その客がどんな不細工だろうが、

その時間だけは、お客を男として立てて、

気分良くさせるわけです。

 

 

キャバクラの衣装は結婚式の2次会を意識したドレス

と聞いたことがありますが、

華やかな衣装で男性客の気分を盛り上げ、

そしてお酒の力もありますが、

会話でお客を楽しませ、随所で持ち上げたり、

褒めたりしながら

沼らせる手法を駆使するのです。

 

 

キャストは会話をしてお酒を作ったり、

飲んだりするだけ。

 

だけど、そこにものすごいエンタメ的空間演出があるわけです。

 

それを求めてお客はまた来店するのです。

 

(ちなみに僕はあまり酒は強くありませんが、お酒が薄かったり、

お茶だけでもキャバクラを楽しめるタイプです。

でもつき合いで昔、半年に1回位行っていた程度で、

今はあまり行きません)

 

また、「サンクコスト効果」といって、

人間は一度何かにコストをかけると

例え、かけたコストに見合うメリットがなかったとしても

それを回収しようとして

さらにコストをかけてでも元を取ろうという行動を

取ってしまう、という心理的理論があります。

 

 

これはビジネスにもいえることなのですが、

このサンクコストを利用されると、人は思わず

課金してしまうようになってしまうという

ある意味恐ろしい側面があります。

 

 

売り手にとっては、あまり表にはしたくない手法です。

 

 

キャバクラ嬢はまるで客に好意があるかのように、ほのめかして

まずは心を掴みます。

 

 

そしてLINEを交換などして、帰った後「御礼ライン」

などをします。

 

 

お客は気分よくなるわけです。

 

 

あんな綺麗な女性が自分だけに

恋人のように優しいラインを送ってくれる。

 

 

そう思って誰もが男なら、いい気持ちになるわけです。

 

 

そしてそれを継続し、また来てもらうと

女の子は大げさに喜んで見せます。

 

そして、それに男は帰ってきた場所を見つけたかのように

嬉しくなってしまうのです。

 

 

男のサガですね(苦笑

 

そして、課金してしまうわけです。

 

宗教ビジネスもこれに近いものがあるでしょう。

 

 

もっと女の子の喜ぶ姿が見たい、そう男は思い、

一度課金した手前、何とかデートに持ち込もうとしたり、

プライベートで会ってもらおうとしたり、

色々考えるわけです。

 

 

そのためにさらに課金してしまう。

 

 

頻繁にお店に行ってしまう。

 

 

時にはプレゼントも買ってくる。

 

 

このような行動をしてしまい、

さらにその元を取ろうと、つまりいい思いを何とか一度でもしたい

と更に課金を繰り返してしまう。

 

 

このようなサイクルに陥るわけです。

 

 

これがサンクコストのエグさです。

 

 

お客の方から

「売ってください」

「お金を払わせてください」

と言ってくるわけです。

 

 

これって凄いと思いませんか?

悪用は絶対厳禁だけど、

この考えを知った上でビジネスをしたら、

異常に儲かると思いませんか?

 

 

うまくお客に没入してもらう、

それがお客にとって、時には望みにすらなる。

それがサンクコスト効果であり、

キャバクラ嬢がお客を「虜」にする理由であり、

手法なのです。

 

 

行ったことがない人は試しに社会勉強だと思って、

一度キャバクラに行ってみるのもいいのかもしれません。

 

 

Kenでした。

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